プロの知的生産術 - BCG 前日本代表が教える情報活用の秘訣 (内田和成) 。頭の中に 「引き出し」 をつくってみよう
プロの知的生産術 という本を取り上げます。
プロの知的生産術 - BCG 前日本代表が教える情報活用の秘訣
- 作者: 内田和成
- 出版社/メーカー: PHP 研究所
- 発売日: 2012/02/24
- メディア: Kindle 版
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エントリー内容です。
- 本書の概要
- 頭の中に引き出しをつくる
- 引き出しをつくってみよう
本書の概要
以下は、本書の内容紹介からの引用です。
情報が溢れかえっている現代。やみくもに情報収集・整理をしたところで成果は出ない。
本書はトップ・コンサルタントとして、そしてビジネススクール教授として活躍する著者が、確実に成果につながる 「アウトプットを重視した」 知的生産術を説くもの。
情報と付き合うための基本スタンスから、独自の情報活用法、各種メディアからの情報収集術、著者こだわりのデジタルグッズまで盛りだくさんの一冊。
頭の中に引き出しをつくる
この本で紹介されているのは、 「頭の中に20の引き出し」 をつくることです。
やり方は、
- 自分にとって関心のあるテーマを持つ
- 1つのテーマを、頭の中での情報整理のための仮想の引き出しに見立てる
- テーマに関連する情報は、その引き出しに入れておく
例えば、自分で食材や調理方法を工夫することに関心がある場合は、「料理」 という引き出しを意識します。レストランで食べた料理から自分で料理することのヒントになるような情報を引き出しにしまっておく、というイメージです。
頭の中に引き出しをつくっておけば、気づきを多く得られます。漠然と何かおもしろいことはないかと思いながら見える景色と、テーマを持って見る景色では、頭に入る情報量が異なります。テーマが明確なほど、情報に対するアンテナの感度が上がります。
頭の引き出しをつくってみよう
おすすめなのは、一度、自分の頭にはどんな引き出しがあるかを整理してみることです。
自分でやってみると、自分のことなのに、始めは今何に興味を持っているのかがなかなか言葉にできないものです。
ところが、5個くらい書き出せたあたりから、次第に増えていきました。10個になり、20個と意外に自分が色々なことに興味を持っていることが発見できます。
時間にして10~15分くらいなので、ノートや紙切れにテーマを書いていくだけでも、やってみるとおもしろいです。
プロの知的生産術 - BCG 前日本代表が教える情報活用の秘訣
- 作者: 内田和成
- 出版社/メーカー: PHP 研究所
- 発売日: 2012/02/24
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